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Motoki
2020年6月4日読了時間: 2分
ディープインパクト
事が大きく動くタイミングがある。
突然に思えるが、過去の積み重ねがあってその瞬間がやって来る。
したたり落ちる水滴が、岩に穴を開ける。
森林が伐採され、渇いた大地になる。
かつて海だった場所が、埋め立てられ街ができる。
長い年月をかければ新しい世界が出現する。
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Motoki
2020年4月24日読了時間: 2分
それでも生きていく
人類は想像を絶する現実を前にただただ打ちのめされる。
ある者は現実を直視せず今まで通りを貫こうとする。
ある者は現実を受け入れ、適応しようとベストを尽くす。
人によっては怒りや不安に押しつぶされ路頭に迷う。
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Motoki
2020年3月2日読了時間: 1分
地球と下僕
適当で曖昧な情報が多すぎる。 惑わされ翻弄される小さな人間たち。 マイナス思考で閉ざされた世界。 自由に誰でもいつでも言葉を発信できる、そんな時代。 正義とか悪とか真実とか偽りとか区別するのは難しい。 何を信じれば良いのか訳が分からなくなる。...
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Motoki
2020年1月29日読了時間: 1分
はっけよい、のこった
毎日必ず取り組みを行う。
力士は塩を高々と宙に放つ。
そして両頬をひっぱたく。
あとは腰を下ろして、気合いを入れて勝負するだけ。
一度で終わらせたいが、今日の調子はどうかな。
力を出し尽くして疲労困憊。
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Motoki
2020年1月16日読了時間: 1分
魂が共鳴する瞬間
魂が共鳴する瞬間
生まれも育ちも、年齢も超越した出会い
自問自答しながら今という瞬間を生きている
多くの言葉は交わしてないけど、理屈でなく安心できる存在
あなたと一緒に何かを成し遂げてみたかった
同じ目的地を目指して、五感を刺激し合い未来に進む
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Motoki
2019年12月5日読了時間: 1分
白い影と対峙する瞬間
全く予期せぬサプライズが不意に訪れる。
何事にも動じないあなたの心がぐらつく。
そこに何かの意味があろうが、なかろうが時間は止まらない。
立ち止まることを許さない日常の現実。
人は見えないものに対峙した時、最も恐れを感じる。
それと向き合うこと、そしてそれと共に生きること。
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Motoki
2019年11月12日読了時間: 1分
受け継がれる生き様
今のオレの原点には彼の存在があった。 指先しか動かない体で画家として生計を立てていた。 雲の上の存在だったが、いつか同じ土俵に立ちたいと思っていた。 言葉で何かを伝えようとするのではなく、生き様で常にメッセージを発信していた。...
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Motoki
2019年9月10日読了時間: 2分
やるなら今しかない
平野誠樹を長年応援してくださっている岡田武史氏を今夏、今治に訪ねました。温かく出迎えてくれた岡田さんは快く取材をうけてくれました。このコラムはその時の取材を元に岡田さんの気持ちを想像して書いたセミフィクションです。素敵な再会のひとときとなったエッセンスをここに記します
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Motoki
2019年8月22日読了時間: 2分
ダイヤモンド
幼い頃から白球を追いかけてきた。グラウンドの土の匂い、茶色く汚れたユニフォーム、カキーンとこだまするバットから響く高い音。監督の言葉に子供達が大きな声で応じる。
その風景こそ日本の伝統が受け継がれた結晶。そういう感覚が心の根っこにいまだにある。・・・
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Motoki
2019年8月1日読了時間: 2分
彷徨う心の先にある真実の愛
39年間も人間生きていると、もがきながらもいろんな形の愛を求めてきた事に気付く。 母への愛、家族への愛、かけがえのない人への愛、そして誰かに振り向いて欲しいという一方通行な愛。 数え上げればきりがないほどの心を揺さぶられる強い想いがそこにあった。...
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Motoki
2019年7月6日読了時間: 2分
解き放たれた想いが共鳴する瞬間
言葉を交わさなくても、お互いの気持ちがポジティブに混ざり合う空間がある。 理屈ではなく、本気で何か一つのテーマに魅了されている集団にしか感じ取れない心地良さ。つまらない固定観念から解放された砂漠の中のオアシスを見つけた気分。...
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Motoki
2019年5月5日読了時間: 1分
どこであっても生きてやる!
誰も私の存在を知らないのかもしれない。視界に入っても次の瞬間には忘れている。 そんな小さな灯火を世界の片隅で燃やし続けている。 他人の評価なんてどうでもいいから、少し傲慢でも我が道を突き進みたい。 なんでこんな場所を選択したのかは私にもわからない。でもここにしか居場所がない...
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Motoki
2019年4月9日読了時間: 1分
そこにある確かな手の温もり
誰一人が欠けても成立しない。 はるか遠くにあるゴールをひたむきに目指していく。 全ての力を出し切って、朽ち果てるなら誰もあなたを責めはしない。 中途半端な形での離脱は絶対に許さない。 命がけと言って挑むのであれば、弱い気持ちは自己完結で処理すべき。...
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Motoki
2019年3月15日読了時間: 1分
エネルギーの交換
みんなの視線がオレに集まる。集中して無心になる自分と、熱い想いを必死にコントロールしようとする自分が同居している。 たくさんの人によって彩られる空間と、一人一人の心の動きが影響し合って独特な空気がそこに充満する。オレにとっては、電動車椅子サッカーの公式試合となにも変わらない...
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Motoki
2019年2月21日読了時間: 1分
いつかのあの坂を登って下っていく
狭い住宅街の路地をゆっくりと歩いていく。 緩やかな登り坂を上がって行くと、坂の傾斜が一気に増していく。 公園には梅や桜の木々が生い茂っていて、のんびりと人々がくつろいでいる。 険しい急坂とその隣に広がる穏やかな光景との強弱の差が激しい。...
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Motoki
2019年2月7日読了時間: 1分
見えないエネルギーを充電したくて...
「よくやった。」「君ならできるよ。」 小学校時代の恩師から頂いた激励の言葉たち。 何気ない一言が今もオレの背中を押してくれる。 障害の進行により歩けなくなる。殻に閉じこもっていたオレが電動車椅子を手にする。 軽やかに風を感じながら初めて銀座の街を走り抜ける。...
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Motoki
2019年1月17日読了時間: 1分
これは夢か幻か⁈
そんなことは不可能だと思っていた。 それが叶う瞬間が不意に訪れた。 想像を絶する世界が訪れることはあるが、ここまでの衝撃は想定外。 しかも絶望ではなく、希望の光。 「もうダメだ。」とあきらめた次の瞬間に、救われた少年の様に。 その安堵感は体感したものにしか分からない。...
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Motoki
2019年1月8日読了時間: 2分
何かを捨てて、何かを拾う
これはサッカー?フットサル? でもよく見てみると電動車椅子に乗っている人達がプレーしているね。 自力で車椅子を動かせない重度の障害を持つ選手が、ジョイスティックというゲームセンターで使うようなコントローラーを操作して、普通にサッカーしているね。しかも男女混合で年齢もバラバラ...
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Motoki
2018年12月27日読了時間: 1分
交差する奇跡
人と人が出会う。ごく当たり前のことだが、特別なことでもある。 ある日突然、ぶつかるオレとあなたの人生。 お互い様々なことを選択して生きてきた。その結果、線と線が重なる。 もがきながら必死に何かを探していたあの頃。 自分が生きている意味が見つからない。この世に存在していないの...
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Motoki
2018年12月16日読了時間: 1分
勝負の世界に生きる
勝負には、勝つか負けるしかないのかもしれない。 でも、本当にそれだけなのかな。 真剣勝負の中でうごめくオレたちの感情。 怒り、悲しみ、嘆き、喜び、そして胸苦しい程の緊張感。 どちらかと言うと、苦しい想いの方が上回る緊迫とした舞台がそこにある。...
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