勝負には、勝つか負けるしかないのかもしれない。
でも、本当にそれだけなのかな。
真剣勝負の中でうごめくオレたちの感情。
怒り、悲しみ、嘆き、喜び、そして胸苦しい程の緊張感。
どちらかと言うと、苦しい想いの方が上回る緊迫とした舞台がそこにある。
だけど、その空間にいられる事を最高に幸せだと思える。
何故なら、そこには脈々と受け継がれた戦いの歴史があるから。
電動車椅子サッカーを始めてから約20年。
輝きの裏側には、たくさんの哀しい別れが存在した。
旅立った仲間が残してくれた数え切れないほどの言葉。
その言葉があるからこそ、オレ一人ではなく、 戦友と共に闘っている感覚が常に胸の中にある。
それこそがオレにとっての勝負の世界に生きると言うこと!!
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