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思考が変われば未来が変わる

  • 執筆者の写真: Motoki
    Motoki
  • 2021年6月28日
  • 読了時間: 2分

④未来に向かう上で求められる視点

コロナ禍の経験で分かった事がある。いくら現状を嘆いていても物事は好転しないこと。色んなことが停滞している今だからこそ、できることから行動に移すしかない。今こそ競技を普及させるために何が必要かを各々が改めて考え、確固たる基盤を作ることが求められている。


過去を振り返り、未来に向けて考える時間はたくさんある。まずは一般の方に競技独自の魅力を発信すること。そして競技の存在を一人でも多くの人に知って頂くこと。それを自分事として認識することが必要不可欠である。


一人一人が漠然と競技と繋がっている状態から脱して、なぜサッカーを続けているのか、そして電動車椅子サッカーがどうあるべきか、自分なりに考える力と癖を養うこと。楽しくなければ競技を続けていない。であるならば何故この競技が面白いのか、改めて考えてみる絶好のタイミングだ。


ではどうすれば良いのか。 具体的にはオンラインでチームメイトや競技関係者とのコミュニケーションを深めて、想いを共有すること。他団体の関係者の意見に耳を傾け、自ら学ぶ姿勢を身につけること。そこから、見えてくる競技の魅力や課題を整理できる。


一人で想いを抱えていても、それを波及させないと変化は生まれない。正直そこまでの高い意識で競技に関わる人は多くない。そのことをマイナスに捉えず、現状を変えたいと思う人間が先陣を切れば良いだけの話。


変わるのを待つのではなく、変えるためのその歯車の一つになること。一人でも多く共に戦う同志を見つけること。そして周りの人を巻き込んで想いを共有できれば、突破口が見えるはず。難しく考えず、自分事としてサッカーのことを考えるだけで良い。


一番簡単にできることは、まだ電動車椅子サッカーを知らない知人に短い動画を見せる。更にその知人の知り合いに動画を見てもらう。その時に大切なのは、具体的な競技の魅力を一つだけでも伝えること。


どんな小さな想いでもさらけ出すことを躊躇せず、他者と寄り添った行動を私自身も継続していきたい。思考が変われば、一人一人の行動に変化が訪れ、未来が変わる。


(次回 「⑤電動車いすサッカーの今後の展望」)



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講演活動を積極的にお引き受けしています。少数派である電動車椅子に乗り、呼吸器をつけながら激しい電動車椅子サッカーというスポーツの監督をしながら様々な活動に取り組んでいる私の体験を聞いていただき、既成概念を取っ払い、視野を広げるきっかけにして頂けたら嬉しく思います。一人でも多くの方に!

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